毎日、情報過多で心が疲れてしまったり、日々の忙しさからくるストレスで身体が疲弊してしまったり、リラクゼーションの時間をもっと心地よく過ごしたいと思ったことはありませんか?
私自身もヨガインストラクターとして長年の経験を持ち、数多くのヨガスタイルを試してきました。その中でも特に心地良さを感じ、心と身体を同時に癒す効果があると実感しているのが「キャンドルナイトヨガ」です。
この記事では「キャンドルナイトヨガ」がどのようなものなのか、また得られる具体的な癒し効果を詳しく解説します。
「キャンドルナイトヨガ」の魅力を知り、より質の高いリラクゼーション時間を過ごすための一歩となることでしょう。新たなヨガ体験を通じて、心と身体の健康とリラクゼーションを体験してみてください。
キャンドルナイトヨガってどんなことをするの?
キャンドルナイトヨガはお部屋の電気を消して、20個ほどのキャンドルに照らされたお部屋で行います。静寂とかすかな光が視覚的な刺激を和らげ、自分の身体感覚や呼吸への意識を深めてくれます。
普段のヨガクラスと同じように、呼吸法の練習や各種のヨガのポーズを行います。ただし全てがキャンドルの灯りの下で行うため普段とは違う非現実的な雰囲気を体験することが可能です。
レッスンの最後にはシャバーサナ(屍のポーズ)や瞑想を行い、キャンドルのかすかな光があなたを包み込みます。深い安らぎとリラクゼーションを得ることができます。キャンドルナイトヨガは心と身体の両方を静め、内なる平和を追求する独特な体験ができるでしょう。
キャンドルナイトヨガの癒し効果
キャンドルナイトヨガは、特別な雰囲気と環境によって心身の癒しをもたらします。キャンドルナイトヨガの癒し効果について5つ紹介します。
- 炎のオレンジ色と温かさ
- 1/f のゆらぎ
- α波を引き出す
- マイナスイオン
- 空間の浄化
炎のオレンジ色と温かさ
オレンジ色は「暖かさ」「快適さ」「リラクゼーション」を表す色とされています。また炎自体が放つ微熱は、安らぎと落ち着きを与えます。この2つが合わさることで、心地よい環境が生まれ心と身体の両方がリラクゼーション状態に入りやすいのです。
「キャンドルのオレンジ色の炎と温かさが、安心感と深くリラックスができた」という声をいただきます。
キャンドルナイトヨガは炎のオレンジ色と温かさを通じて、深いリラクゼーションと癒しを提供する効果があります。
1/fのゆらぎ
キャンドルの灯りのゆらぎは、1/f(エフぶんのいち)です。 規則的なゆらぎと不規則なゆらぎが丁度よく組み合わされたゆらぎで、人の心を落ち着かせることができます。感覚を刺激し、リラックスや瞑想に集中することが可能です。
キャンドルナイトヨガでは多くのキャンドルを使用し、炎が揺れることでf/1の揺らぎが生まれ心が落ち着いていきます。
揺らぎは炎のオレンジ色と温かさと重なり合って、リラックスや瞑想の状態に導きストレスの解消や心の安定を得ることができるでしょう。
α波を引き出す
キャンドルナイトヨガはリラクゼーションと深い集中力を引き出す優れた方法です。ヨガとキャンドルの明かりが組み合わさることでα波が引き出されるからです。
α波は私たちがリラックスした状態になると脳が出す波形の一種で、心地よくリラクゼーションできたり創造的な思考がしやすくなったりします。キャンドルの柔らかい光と炎の揺らめきは、視覚を通じて脳を落ち着かせリラクゼーション状態に導きます。
キャンドルの光を見つめることで、心地よいリラクゼーション状態になります。
マイナスイオン
炎はマイナスイオンを発生させ、周囲の空気が浄化されリラクゼーション効果が高まります。
キャンドルナイトヨガでは、「周囲の空気が清潔で新鮮に感じられリラクゼーション効果が増した」といったお声をいただきます。
キャンドルナイトヨガはマイナスイオンの効果を利用して、空気の質を改善し深いリラクゼーションを得ることができるのです。
空間の浄化
キャンドルの炎は、古来から空間を清めるための象徴とされてきました。炎の動きや光は見ているだけで落ち着きを感じさせ、空間全体に温かさと安らぎを与えます。
キャンドルナイトではキャンドルの灯りが室内を優しく照らし出し、温かな光が空間全体を浄化しリラクゼーションを深めるのを感じることができます。
キャンドルの力を利用して空間を浄化し、より深いリラクゼーション効果を得ることができるでしょう。
夜寝る前におすすめのヨガ
夜寝る前に行うことがおすすめのヨガポーズ3選を紹介します。これらのポーズはリラックス効果が高く、心身の緊張を解き放つのに役立つことで知られています。
- ワニのポーズ
- 仰向けがっせきのポーズ
- 屍のポーズ
ヨガポーズを夜寝る前に取り入れることで、日中の緊張をほぐし心地良いリラックス状態を作り出すことができます。毎日の習慣として取り入れてみてください。ただし自分の体調に合わせて行うことを忘れず無理をせずに行いましょう。
ワニのポーズ
- 仰向けになります。
- 息を吐きながら右足を左足の向こう側に持っていき、お腹をツイストしましょう。左手で右膝を押さえ、右肩は床に沈めておきます。
- ねじった状態で3〜5呼吸繰り返しましょう。反対側も行いましょう。
仰向けがっせきのポーズ
- 仰向けになります。
- 足裏同士を合わせて膝を外側に開きます。
- 両手をお腹に当てて、瞼をそっと閉じて呼吸を繰り返しましょう。
屍のポーズ
- マットの上に仰向けになります。
- 両足は肩幅に広げ、手のひらを上に向けます。
- 全身の力を抜いてリラックスします。
- 目を閉じて腹式呼吸をします。
- 呼吸から意識を放し、深いリラックス状態に入ります。5~10分ほどこのままで。
- 時間になったら、手の指先など体の末端を動かし、目覚めていきます。
まとめ
キャンドルナイトヨガは5つの要素が組み合わさり、心身のリラックスと癒しをもたらします。
- 炎のオレンジ色と温かさ
- 揺らぎのリズム
- α波の増加」
- マイナスイオンの放出
- 空間の浄化
キャンドルナイトヨガの効果を実際に体験してみませんか?心身の癒しやリラックスを求める方にとってキャンドルナイトヨガはおすすめです。自分自身のための特別な時間を作り、キャンドルの明かりに包まれながら心地よいヨガを楽しんでみましょう。