女性なら誰しもが一度は経験する、月経不順やPMS、更年期障害。
これらの不調は、しばしば女性ホルモンのバランスの乱れから起こる可能性大です。
この記事では、ヨガと女性ホルモンの深い関係について詳しく解説します。
ヨガが女性ホルモンにどんな効果をもたらし、そのバランスを整えるためのおすすめヨガポーズを3選を紹介します。
記事を読むことで、あなたもホルモンバランスを整えて健康的な生活を送る一歩を踏み出すことができるでしょう。
女性の不調は女性ホルモンのバランスの乱れから起こる
女性ホルモンは、卵巣から分泌される「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の2つです。
2種類の女性ホルモンの分泌量は約1ヵ月で変動し、排卵や月経を起こしたり、基礎体温を上下させたりします。
もちろん、妊娠・出産にも大きく関係しています。
しかし、この2つのホルモンのバランスが崩れると私たちの身体にさまざまな不調を引き起こすのです。
女性ホルモンが乱れるだけで、生理が不規則になったり、気分が不安定になったりしますね。
つまり、女性ホルモンが私たちの身体や気持ちに大きな影響を与えるので、しっかりとケアすることが大切です。
ヨガと女性ホルモンの関係
ヨガで自律神経のバランスを整えることで、女性ホルモンの分泌バランスを整えることができます。
ヨガでは、横隔膜を使った深い呼吸を行うことが多く、この呼吸によって自律神経が整います。
自律神経は、脳の視床下部に支配されていますが、実は女性ホルモンの分泌を指令する器官も同じ視床下部なのです。
同じ器官に支配されているため、自律神経と女性ホルモンは密接に関係しています。
つまり、どちらかのバランスを整えることで、もう片方も安定的に機能するようになるのです。
更年期の症状などが気になる方にとっては、ヨガはおすすめですね!
ヨガは女性ホルモンにどんな効果をもたらすの?
ヨガはストレスを減らし、自律神経を整える効果があります。
これが女性ホルモンのバランスにも良い影響を与えてくれます。
ストレスホルモンであるコルチゾールの減少が「エストロゲン」や「プロゲステロン」である女性ホルモンのバランスを改善することできるのです。
またヨガのポーズや呼吸法は骨盤周りの血流を良くするため、月経痛やPMSの症状を和らげることができます。
- 生理不順の改善
- 生理痛・PMS(月経前症候群)の緩和
- 更年期障害の緩和
- 妊娠・出産へのサポート
女性ホルモンを整える!おすすめヨガポーズ3選
ここでは女性ホルモンの分泌をよくするヨガポーズを3つ紹介します。
- 花輪のポーズ
- 仰向け合せきのポーズ
- 橋のポーズ
花輪のポーズ
- 足を肩幅程度に開き、足先は約45度外に開く。
- 手は胸の前で合わせる。
- 吐きながら膝を曲げてしゃがむ。
- 肘と膝を押し合って、背筋を伸ばす。
- 3〜5呼吸繰り返す。
仰向け合せきのポーズ
- 仰向けになる。
- 足裏を合わせて、膝を外側に開いて左右の床に近づける。
- 3〜5呼吸繰り返す。
橋のポーズ
- 仰向けになり、脚を腰幅に開いて両膝を立てる。
- 息を吸いながら、お尻を浮かせる。
- お尻の下で両手を組み、肩甲骨を寄せる。
- 3〜5呼吸繰り返す。
まとめ
女性ホルモンのバランスは、女性の健康や気分に大きな影響を与えます。
バランスが崩れると以下のような問題が生じることがわかりました。
- 生理不順
- 生理痛
- PMS(月経前症候群)
- 更年期障害
しかしヨガを行うことで、自律神経を整え、それが女性ホルモンにも良い影響を与える可能性がありましたね。
自宅でおすすめのヨガポーズ3選を試して、自分自身のバランスを整えてみてください。
だからこそ、ヨガがどれほど効果的かは、実際に体験してみないとわかりません。
ぜひ一度、体験レッスンに参加して、ヨガがあなたのホルモンバランスとどのように働きかけるのかを感じてください。