ヨガの教え!感情に左右されない生き方、悩まない生き方を解説

自分の感情に振り回されることはありませんか?心の中で揺れ動くさまざまな感情が時にあなたを混乱させ、迷いの道に進ませることはないでしょうか。

この記事では「見るもの」と「見られるもの」の視点を通じて感情に振り回されることなく、思い込みに縛られることなく生きる方法について詳しく解説します。また実践的な視点からヨガマット上で自分自身を客観的に観察する具体的な方法についても触れています。

これらの知識と技術を身につけることで、あなたは感情の波に揺さぶられず迷いのない、穏やかで豊かな生活を送るための一歩を踏み出すことができます。

この記事はこんな人におすすめ
・自分の感情や思考に振り回されてしまい日々の生活にストレスを感じている方
・客観的な視点で自分自身を理解し、より落ち着いた心で日々を過ごしたい方
・ヨガの教えを日常生活に取り入れて自己成長したい方

目次

「見るもの」と「見られるもの」の視点を理解しよう

感情を上手くコントロールできなかったり問題の解決方法を見つけられなかったりしたとき、自分自身を客観的に見ることが助けになります。

自分の感情や行動を客観的に見ることで、自分がなぜそのように感じ行動したのか理解することができ、解決策を見つける手助けとなるからです。

この考え方はヨガの教典『ヨガ・スートラ』でも触れられています。『ヨガ・スートラ』では自分自身を「見るもの」と「見られるもの」の2つに分けて考えることで、自分自身を客観的に見る方法を紹介します。

見るものと見られるものとの結合こそが、除去すべき苦の原因である。(ヨガ・スートラ2章17節)

だから困難な状況に直面したとき、または感情が乱れがちなときには「見るもの」と「見られるもの」の視点から自分自身を見ることで自己理解を深め、解決策を見つけるための新しい視点を得ることができます。

見るもの

プルシャは自分の意識の一部で、自分が何を考えているか、何をしているかをただ見ている部分のことを言います。自分自身が何かを考えたり、行動したりすることなく、ただ観察しているだけの意識のことです。

JUN

ちょうど映画を見ているときのように、ただ起こっていることを見ているだけ、それがプルシャの意識なのです。

見られるもの

物質的な自分とは、つまり身体や心、感じることができる感覚や考える力など、私たちが毎日感じている自分自身のことを言います。これはプラクリティと呼ばれ、私たちが見て感じて考えているすべてのものを作っています。

ヨガの考え方では、ただ観察するだけの意識、プルシャこそが本当の自分だとされています。なぜかというとプルシャは何があっても変わらない真実だからです。一方で私たちが見たり感じたりする物質的な部分は、考え方も含めていつも変わってしまうからです。

JUN

物質的な自分だけに意識が向いてしまうと、心が不安定になりやすいです。

でも変わらないプルシャを理解することで、物質的な部分に振り回されることなく自分自身をしっかりと理解することができますよ!

悩みは”感情にとらわれすぎる”と生じる

私たちが悲しいとか怒りを感じるとき、それは一体誰が感じているのでしょうか?たとえば仕事で失敗してしまったとき「私は失敗した、もうダメだ」と思ってしまうかもしれません。これは「見られるもの」つまり身体や心、感覚や思考の部分が感じている感情や状況なのです。

でもその悲しみや苦しみをただ見ている「見るもの」プルシャの視点からは、ただその感情が起こっているだけを静かに見ているだけ。プルシャは感情に揺さぶられることなく、ただ観察者として存在しています。

JUN

もっと分かりやすくたとえると、テレビドラマの主人公になりきってしまうときに似ています。
主人公が悲しくて泣いているとき、それに感情移入しすぎて自分まで泣いてしまうことがありますよね。

でも実際にはその主人公ではなく、ただそのドラマを見ているだけの観客だと気づいたとき、自分はそのドラマの悲劇に巻き込まれることはないのです。

この観客という立場こそが、プルシャ、つまり「見るもの」の視点です。

思い込みは自分を縛る

自分は「こういう人だ」と思い込むことで、ときどき自分自身を縛りつけてしまうことがあります。

たとえば自分は「強い人間」だと思い込んだとしましょう。常に強さを保つことはとても大切なことですが、それが行き過ぎて「強くあるべきだ」と思い込むと自分自身を制限することになります。

その結果「私はいつも強くあるべき」というアイデンティティで自分自身を縛りつけてしまうかもしれません。本当は泣きたいときもあるし甘えたいときもあるかもしれません。でも「強さ」に囚われて自分が実際に感じている感情を表現できなくなってしまうこともあります。

JUN

自分の生き方を選ぶときは「こうあるべきだ(Have to)」ではなく「こうしたい(Want to)」という気持ちを大切にしましょう。

心が自由に感じることで自分自身の本当の感情や欲求を理解することができますよ♪

客観的になることのメリット

ヨガを通じて客観的な視野を育てるための具体的な方法を4つ紹介します。それぞれの方法を実践することで、より幸せで満足感のある生活を送ることが可能となります。

客観的になることのメリット
  • 視野を広げて行動する
  • 本当の自分を知ることができる
  • 感情に支配されにくくなる
  • 自分だけの視点を超えて客観的に考える

視野を広げて行動する

人間関係は難しいものです。特に自分が得られるものや損をするかどうかばかりを考えてしまうと、気がついたときには友人や家族から距離を置かれてしまうことがあります。自分を中心に世界を見ている「主観的な視野」が働いているからです。

たとえばランチに行くお店を選ぶとき、自分の好きなお店ばかりを押し通してしまうと、友人はあなたとランチに行くことを避けるようになるかもしれません。

一方で自己犠牲になりすぎて、いつも人の意見ばかりを聞いて自分の意見を押し殺していても、それはそれでストレスになりますよね。

ここで大切になってくるのが「客観的な視野」です。ランチの例で言うと「みんなが楽しくて満足できるお店はどこか?」と一緒にランチに行く全員を考えた選択をすることです。そうすることで周りの人たちとの良好な関係を保ちつつ、自分自身も満足できる選択をすることができます。

JUN

このように自分だけではなく周りの人たちも幸せにするためには、物事を客観的な視野で見ることが大切ですね!

本当の自分を知ることができる

自分が選んだライフスタイルや価値観に囚われすぎて、自分自身を制限してしまうことがあります。たとえば運動をすることが好きで、毎日ジョギングに出かけているとしましょう。それは健康に良いと思っているからかもしれません。しかし場合によっては、身体に過度な負担をかけてしまうこともあります。

そのとき「運動は健康に良い」と思い込んでいると、疲労がたまっているのにそれを無視してしまうことがあります。無視することで体調を崩したり、ケガをしてしまったりするかもしれません。

JUN

思い込みではなく、自分の心や身体を客観的に見て考えることで、本当に自分にとって何が快適なのか健康なのかを知ることができますね。

感情に支配されにくくなる

生きることが息苦しいと感じる人たちは、自分の感情に支配されてしまっています。感情に流されるのではなく、感情を受け入れることは大事ですが、すべて支配されることはよくありません。

だからこそ感情に振り回されないようにするためには「自分が今、何を感じているのか」「どうしてそう思ってしまうのか」を冷静に考えてみることが大切です。自分の感情を深く掘り下げて考えてみることで、感情の真の原因やどう対処すべきかが見えてきます。

JUN

少しずつでも自分の感情と向き合っていけば自分の感情を理解することができ、感情に振り回されることなく生活を送ることができるようになりますよ!

自分だけの視点を超えて客観的に考える

主観的に考えると、つい自分の思い込みや誤解が増えてしまうことがあります。

たとえば製品開発を担当している人は、「自分が作ったすごい商品が売れているんだ」と思っているかもしれません。一方で営業を担当している人は「自分がお客さんに直接アピールしたから商品が売れているんだ」と考えているかもしれません。

そしてクレームがあったときには、お互いに文句を言い始めるかもしれません。営業の人は開発チームに向かって「もっと使いやすい製品を作れ」と言い、開発の人は営業チームに「もっと製品の良さを理解して説明しろ」と言うかもしれません。

でも会社というのは一人だけがすごいからうまくいくものではありません。それぞれの人が自分の役割をちゃんと果たすことで、全体としてうまく機能するんです。自分だけの視点で物事を見ると、全体像や本当の事実を見落としてしまうことがあります。自分の視点だけにこだわらず物事を広く見ることで、もっと正確に理解することができます。

JUN

偏った視点や思い込みから離れ、多角的に物事を考えることが大切なのですね!

ヨガマットの上で客観視する方法

ヨガのポーズを取るとき、自分の身体の動きや呼吸、感情にどれくらい意識を向けていますか?自分自身をただ見つめるだけでなく、客観的に観察することで、新たな自己理解へとつながります。

ヨガマットの上で客観視する方法を5つ紹介します。

ヨガマットの上で客観視する方法
  • ポーズを観察する
  • 呼吸を観察する
  • 身体の感覚を観察する
  • 心を観察する
  • 感情を観察する

ポーズを観察する

今やっている身体の動きを少し離れて見てみましょう。たとえば身体を前に曲げて足に手を伸ばす動きをしているとき、無理に頭を足に近づけようとして背中が丸くなっていませんか?

身体の動きを見るときは無理に形を作ろうとせず、自分の身体が自然にできる範囲で動かすことが大切です。

JUN

無理をせず自分の身体の声を聴きながら動くことで、自然な身体の動きができますよ♪

呼吸を観察する

呼吸はすごい!なぜなら、心と身体の両方につながっているから。たとえば難しい身体のバランスを取るポーズを行うと呼吸が浅くなることがあります。また少し痛みを感じるポーズでは、呼吸が止まってしまうこともあります。

だからどんなふうに息を吐きだしているのか、吸っているのかを観察することで、自分の身体の動きがどうなっているのか、もっとよくわかります。

JUN

身体を動かすだけではなくて、自分の心と身体の状態を理解するための手がかりになりますね。

自分がどんな呼吸をしているかを意識することで、自分の心と身体の状態を理解できるようになりますよ♪

身体の感覚を観察する

身体を動かすとき、形がどう見えるかよりも自分がどう感じるかが大事です。たとえばポーズを取るときに筋肉がどれだけ伸びているかストレッチしている部分が気持ちいい程度の痛みなのか、それともちょっと危ない感じの痛みなのか、そういったことに注意を向けましょう。

自分がどれだけ頑張るべきなのか、それも自分自身の感じ方が教えてくれます。だから身体の動きをただ形で見るのではなく、自分の感じ方を大事にすることが大切なのです。

JUN

ヨガをやるときも身体がどう見えるかよりもどう感じるかを大事にしましょう。

自分の身体の感じ方に耳を傾けることで、自分自身をもっと理解できるようになりますよ♪

心を観察する

ヨガのポーズを取るとき、自分が何を考えているかを知るのも大事です。たとえば隣の人と自分を比べてばかりいないか、頭の中が他のことでいっぱいになってしまって、ヨガに集中できていないかもチェックしましょう。

自分の心がどんなふうに動いているのかを知ることで、自分自身をもっと深く理解することができます。だからヨガをするときは、身体の動きだけでなく心の動きにも注意を向けましょう。

JUN

少し難しく感じるかもしれないけれど、試してみると自分のことがもっとわかるようになりますよ♪

それが自分自身との素敵な会話の始まりなのです。

感情を観察する

ヨガをしているとき、いろいろな感情が出てくることってありますよね。たとえばクラスでみんなが簡単にできているポーズが自分だけできなかったとき、ちょっと「悲しい」や「恥ずかしい」気持ちになることもあるかもしれませんね。

逆に自分だけができるポーズがあったときは「嬉しい」や「すごいな」と思うこともあるでしょう。そんなとき自分の感情がどう動いているのかをじっくり観察してみると、自分自身のことをもっと理解できます。

JUN

ヨガは身体を動かすだけじゃなく、心の動きも大切にする練習です。

どんな感情が出てきてもそれを素直に受け入れて、自分のことを深く理解していきましょう。

まとめ

自分の中には、ちょうど映画を見ている人と映画の中のキャラクターのように「見るもの」と「見られるもの」の2人がいるとイメージしてみてください。たとえば映画を見ているとき、自分はどちらかというと観客の側です。そして映画の中のキャラクターは、その場面や感情に完全に浸っています。

ときどき自分が映画のキャラクターのようになって、自分の感情や思考にすごく夢中になってしまうことがあるかもしれません。それが主観的になってしまう瞬間です。

でも自分が観客であることを思い出して、映画のキャラクターのように感じている自分を見てみてください。観客である自分はいつも冷静で平穏、どんな状況でも最善の選択をしてくれます。

「見るもの」と「見られるもの」を意識することで自分の感情や思考に振り回されずに、もっと自分らしく落ち着いた生活が送れるようになります。

自分の感情や思考に振り回されてしまい日々の生活にストレスを感じている方はぜひ一度ヨガを体験しにきてみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次